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家を買ったときの税金の話

筆者も小さいながらマンションを買った経験があるのですが、そういった自分が住むための家やマンションなどを購入した場合、「住宅ローン」を組むのが一般的ですよね。
このように「住宅ローン」を組んで家を買った場合には、サラリーマンの方も「確定申告」を行うことで、「住宅ローン控除」というものが受けられ、「税金が返ってくる」ということはご存知でしょうか。
ここでは「住宅ローン」を組んで家を購入した場合の税金の話を解説していきます。

消費税アップの時期に拡充された「住宅ローン控除」とは。

平成26年4月に消費税が増税された後から「住宅ローン」を使って家を購入し入居した場合、最大で「400万円」まで控除が拡充された「住宅ローン控除」。
サラリーマンの場合は一度確定申告を行っておくだけで、翌年からは会社で処理されるため、とにかく最初にきちんと確定申告を行っておくようにしたいものです。
逆に「年末調整されていない会社員」「フリーランス」「自営」などの場合は毎年確定申告しなければなりません。

●そもそも「控除」ってなんだ?

控除っていわれてもなんだか難しい言葉だ、と思っているかたもいるかもしれません。
簡単に言うなら、収入があって、まず「基礎控除」というものが存在するのですが、38万円は「生活する上で必要なお金だからこれには課税しないでおきましょう」という感じですね。
「住宅ローン控除」というものは、10年間に渡って、所得から「これだけの金額を住宅を買った費用として必要経費として省いてあげましょう」ということ。
買った家の規模やローンの金額などによって、毎年控除される額はそれぞれになりますので、これは「確定申告」することによって算出することになります。

●「住宅ローン控除」の手続きに必要な書類は?

  1. 税務署関連のもの      … 確定申告書と、住宅借入金等特別控除額に関する計算明細書
  2. 会社関連のもの       … 源泉徴収票
  3. ローンを組んだ金融機関関連 … 住宅ローンに関する年末残高証明書
  4. 役所などに行って取るもの  … 住民票・登記簿謄本・工事請負契約書・不動産売買契約書

税金を控除することで「ローンを組んで家を買ってもらえるように」

どうしてこういった控除があるか、というと、そのままではわざわざローンまで組んで家を買おう、という意欲がわかない人が多いと考えられるからです。
家を買う経費が認められるなら、頑張って買おうかな、という気になることを期待しているんですね。