ページの先頭です

自営業・フリーランスと税金

自分で事業を興したり、飲食店や物販のお店をやる「自営業」の人は、毎年「確定申告」で大変!という話をよく耳にします。
実際帳簿をしっかりと作って保存し、売り上げや経費をきちんと管理するのは業種によってはかなりの労力を要するものです。
しかしそういった「自営業」や最近よく聞かれるアフィリエイトなどで収入を得ている人、フリーランスなどの場合も「自営業」のようなものですよね。
ここではこういった「事業主」などと「税金」のかかわりについて解説していきます。

「自営業」「事業主」は確定申告をし、「納税」する。

筆者も「事業主」として届出しておりますので、毎年「確定申告」を行っています。
基本的に「事業主」「自営業」などの場合は、税務署にあらかじめ「開業届け」というものを出し、その年が明けたときから「確定申告」を行って納税します。

●開業届けって?

筆者も実はまったく何も分からない状態で所轄の税務署に出向き、「こういった事業で収入が発生するのでどうしたらいいですか?」と質問したところ、とても丁寧に「開業届け」について「青色申告」についてなど説明して頂いたことがありました。
事業を行う(なんらかのことで収入を得る)時には、このように「開業届け」を出し、さらに翌年の確定申告でどういった申告(白色申告か、青色申告か)をするかを同時に手続きしてしまいます。
やり方は署員の方が教えてくれますので、まったく何も知らずに訪れても問題はありません。

●白色申告?青色申告?

事業主として「確定申告」を行ったことがない方には、「白色申告」「青色申告」の意味も分からないものだと思います。
ざっくり言うなら「白色」は帳簿などが大まかにだけ記帳して保存して申告しているので、控除は少なめ、というもので、「青色」は「複式帳簿」「毎日記帳」で一目みてすぐその出納の状態がわかる帳簿を作って申告することによってたくさん控除しましょう、といった感じ。

●税金がおトクなのは?

税金の面でおトクなのはやはり「青色申告」です。
複式帳簿で毎日記帳することによって、現金・預金などの動きが1円たりとも違わないようなものが出来上がるのですが、これを作ることで最大「65万円」の控除があります。
ただ簿記の知識がない人にとってはこれを作成するだけで時間と手間を取られてしまうので、「白色申告」にしている人も多いのです。