会計士・税理士に相談できること
とかく毎日の「会計」や確定申告の時期だけにしかお世話にならないもの、と思ってしまいがちな「会計士」「税理士」ですが、実はこれらの専門家にはそういった会計関連のこと以外にも相談できることがある、ということはご存知でしょうか。 ただ単に帳簿の作成や申告をお願いするだけではなく、ある日起こった悩み事や相談ごとに対しても、アドバイスをいただけるといったメリットが実は存在します。
専門家に相談できることはどんなこと?
会計や税務の専門家ならではの豊富な知識を、日ごろ起こるさまざまな問題の解決にも使うことができたら、とってもありがたいですよね。 会計業務のほかにはどういったことが相談できるものなのでしょうか?
●遺産相続などのアドバイス
遺産の問題はその時になって始めて慌てる人が多いものですが、事前に相談してアドバイスを受けておくことで、結果的に節税できる場合があるのです。
●会社設立などのアドバイス
会社を設立したいなどといった場合、まったく知識なく進めるのは難しいものですので、そういった時にプロのアドバイスがいただけるのは心強いものです。
●節税の対策のアドバイス
日ごろの知識のない状態では税金を払いすぎている場合もありますので、ちょっとしたアドバイスを戴くだけで、ムダを省くことができるかもしれません。
●経営状態に関するアドバイス
単に帳簿におこすだけではなく、そこから見えてくる経営の状況をアドバイスしてもらうことで、さらに効率を上げていくきっかけになることも。
●融資や資金繰りに関するアドバイス
事業を行っていると、どうしても資金繰りなどで大変な状態になることがありますが、そういった面でも的確なアドバイスを受けることができます。
●生前の相続に関するアドバイス
相続も工夫して行うことで、亡くなってから動くより節税になる場合がありますが、そういったポイントについてあらかじめアドバイスを貰うこともできるようです。
●遺言書に関する相談
昨今では、「遺言書」が注目されていますが、やはり亡くなってから揉めることを考えると、適切なアドバイスを受けて「遺言書」を作成することが有効な場合もあるでしょう。
●経営計画の作成に関する相談
ただやみくもに毎日の業務を行っていても、なかなか経営はうまくいくものではありませんので、経営計画を作成することで状況改善を図れるかもしれません。