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税金はどこへ?

さまざまな場面に応じて納めている「税金」ですが、その納めた「税金はどこへ」行ってしまうのでしょうか?
実際その「税金」に●●税などといった名前で、●●に使うための税金です、と明記されていたとしたら、●●に使われるために支払っているんだな、と理解できていいかもしれません。
しかしこれに使います、ということが明確に分からないことから、「何に使っているの?」「ムダにされているんじゃないの?」と疑いたくもなるところですよね。
ここでは「税金がどこで」使われているのか、ということについて解説していきます。

税金の行き先は…?

おもに税金が使われているところは以下のようなところです。

●街づくりに

街の道路やトンネルなどの整備が行われることで、安全にスムーズに移動ができるようになっています。
信号機などの整備、さらに河川や港などの整備にも税金が使われているのです。

●安心・安全な暮らしのために

病気をしたとき、自分では病院に行けないような状態なら救急車を呼びますね。
かなり早く来てくれる救急車ですが、このシステムも税金がなければ使うことはできません。
治安を保つために警察官が巡回したり、事件が起こったときには駆けつけてくれるものですが、これも税金のお陰なのです。

●快適な暮らしのために

地域によって曜日などで分かれている「ごみの回収」ですが、これも事業がきちんと進んでいることで町が保たれています。
憩いの場である公園も、きれいで安全に整備されているのは「税金」あればこそなのです。

●社会保障に

日本は未曾有の「高齢化社会」に突入しました。 病気をしたときに数割の負担で済むのには、一部税金で賄われているからなのです。
高齢者の福祉サービスなどにもやはり「税金」が貢献してくれています。

●公共事業に

環境の整備や、天災が起こったときのフォローなども、税金がなければ行うことができなくなります。
穏やかな日常が送れるのは当たり前ではなく、「税金」でさまざまなものがきちんと運営されているからなのです。

●教育に

小学生の1年にかかる「教育費」はいくら税金で賄われているかご存知ですか?
現在でおよそ80万円超、ということだそうです。
子どもを小学校で学ばせることができるのも、「税金」が使われているおかげ。
そう考えるとお子さんもしっかり勉強しなきゃ!という気持ちになってくれるでしょうか。