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個人事業主ってどんな感じ?

サラリーマンなど、会社などに雇用される形ではなく、自分でなんらかの商売や事業を興して、そこから収入を得ていく場合は、「個人事業主」というものになります。
サラリーマンをしていて、副業で収入がある場合でも、「個人事業主」として開業届けを出し、給与と収入をすべて確定申告書に書き入れて、「確定申告」を行うことも。
ここでは副収入などの流れから、「個人事業主」になった場合のあれこれちょっとした情報などについて触れていきます。

サラリーマンで個人事業主。事業の売り上げがマイナスだったら?

「確定申告」を行った場合に、事業の決算がマイナスだった場合は、サラリーマンとして支払っている「所得税」が還付になります。
もちろん会社で「副業禁止」などになっている場合は若干心配な面がありますが、「確定申告」を行うことで、すべての収入を総合した上で「所得税」が確定しますので、こういったことになるのですね。

個人事業主ってどんな感じ?

基本的に「自分で何でもやらなければならない」のが「個人事業主」です。
仕事を取ってくるのも、物販ならその告知や宣伝をするのも、会計処理も、必要な手続きも全部自分でやらなくてはなりません。
「個人事業主」になるには税務署に行き、「開業届け」を出しますが、この時に「確定申告の際に白色申告にするか青色申告にするか」をあわせて提出しておくとよいでしょう。
会計処理がきちんとできるなら、「青色申告」にしておくほうが「控除が大きい」ためおトクになります。
事業を始めて1ヶ月以内に「開業届け」を出すのが原則ですので、速やかに税務署に出向きましょう。

「青色申告」の65万控除を受けるのって大変?

「確定申告」を行うなら、やはり控除が最も大きい「青色申告」で「総勘定元帳」まで作成するのがおトクです。
この場合は毎日何がそれだけ経費がかかっただとか、売り上げが何月何日にどの口座に入っただとか、そういったことが逐一確認できるような帳簿を作成しなければなりません。
業種によってはその出入りが煩雑な場合もあり、帳簿を作成するのが大変、ということも考えられます。
ただ簿記の知識があり、複式簿記が確実に作成できるなら、頑張った分大きな控除が受けられるのです。
毎日必ず規定の帳簿をつけるようにできるようにしておけば可能ですし、分からなくても専門家に任せれば充分可能でしょう。